墓は捨ててよし
親のことなど、先祖のことなど、囚われることなく、あなたはあなたの人生を思いっきり生きよと。
供養も感謝も必要なし。
忘れてもらって結構。
「忘れてもらって結構です」~やましたひでこ<お墓の断捨離>(やましたひでこ) - 個人 - Yahoo!ニュース
私も同じ考えだ。
先人を敬うことも結構だが、そんなものより後世に生きる人々を敬えよと思う。先祖が大事というが、その先祖がどんだけ長く後世に恩を売りたかったというのだ。仏道でいえば、とっくに輪廻転生しているだろうに。
大概は死後に自分を敬ってほしい人間が「先祖を大切に」と言う。本当に素晴らしい人間であれば、そんなことを言わなくても勝手に感謝されるだろう。
私は産みたくて産んで、育てたくて育てているのだから、恩を売るつもりもなければ、息子がそれに感謝する必要もない。あえて言うならば「親にしてもらって嬉しかったことを次の世代にしてやれ」とだけボソッと言いたい。
今を生きる人間が過去の人間に囚われていては、次の世代に続かない。人生60年ならまだしも、90年近くも生きるのだから。
大人になったら親なんて捨ててよい。墓など愚の骨頂だ。この超少子高齢化時代に、死人と老人に囚われる必要があるというのならば、この世は先細りしていくしかない。
恩は親に返すな、子に返せ。
日本のど真ん中で叫んでやる。