mini Mischief♭

趣味=思考遊び

人間関係に必要なものは衝突である

良い人間関係って、衝突の上に築かれるものであって、和やかさの上には築かれない。

良い人間関係は、衝突することを前提としている。 | Books&Apps


私は、お互いの意見をぶつけ合うのが好きだ。
自分の意見に反論してくれるような人が好きだ。

そういう相手は私に新たな視点を与えてくれるし、
表面的な理解ではなく感覚の擦り合わせを望んでくれる。

「それちょっと違うんじゃない?」

「ああ、そういう考えもあるよね。私は…」

「なるほどね!そういう捉え方もあるか。」

気付きをくれる相手=お互いの成長を促す関係
そう考えているからこそ、そういう友人を大切に思う。

しかしながら、はっきり意思表示することを「無神経」「性格がキツい」と捉える人が多いのもまた事実。
日本人はオブラートに包んで和やかに話すのがお好き。
「察して」「くみ取って」という美意識が根強いために、相手が本当は何を考えているのかを引き出すために、ものすごい労力が必要だ。
これがきっと私の「人付き合い苦手意識」の元凶だと感じている。


人間関係の衝突は合理的だ。
お互いを知る機会になる。

20代までは衝突を乗り越える気力体力があり、時間も機会も溢れるほどあった。
しかしどうだろう。
子どもを持ってからは、そういった人間関係を構築する機会を作れていない。
そのことに寂しさを感じる。
「ママ友関係」に衝突は厳禁だ。
なぜなら「ママ友」は「私の友」ではないのだから。

息子が幼児を卒業した暁には、新たな人間関係を探しにいきたい。
衝突をあえて作る気はないし、衝突を願っているわけでもない。
だが、関係の延長線上に衝突が起きたならば、
私はそれを乗り越えたいと思う。